レイダー ジェイ フォー ソサエティ 株式会社
Our Mission
何の病気かわからない 治療方法が見つからない 難病に苦しむ人が救われる世界の実現にむけて
難病の有病者数は人口の6〜8%とも言われ、希少難治性疾患という呼び名からは想像できないほど多くの人が、「病名がわからない」「治療方法がない」という苦しみを抱えています。
多くの難病は、遺伝子の変異でひき起こされることがわかっていますが、近年ゲノム解析の技術が急速に発展したにも拘らず患者のゲノム情報から原因の遺伝子変異を見つけることは依然として困難で、有効な治療法の解明もまだ時間がかかると言われています。
RADDAR-J for Societyでは、難病の患者から得られる病気に関わる医学的な情報やゲノム情報を、AI(人工知能)をはじめとした先進的なデジタルテクノロジーで解析する事で、難病の実態を明らかにし、新たな治療法や薬の発見につなげ、難病に苦しむ方々へ新たな希望を届けたいと考えています。そして近い将来、難病の正しい病名がわかり、治療法のある世界へ変えていきたいと考えています。
Our Service
難病情報照会
京都大学大学院医学系研究科および日本IBMと共同で、AI技術を用いた症状入力による難病情報照会アプリケーションを開発し公開しました。これらのサービスはすべて無料で利用することができます。
患者さんやご家族などの一般向け難病情報照会
一般向けRD-Finderは、症状を平易な日本語で入力することで、罹患している可能性のある難病(遺伝性疾患)の候補を抽出し、その疾患に関わる情報を閲覧することができます。この情報をもとに該当した疾患を専門とする医師を見つけコンタクトすることで、早期の診断や治療開始つながることを期待しています。
医師や研究者向け難病情報照会
医師や研究者向けRD-Finder Proは可能性を疑う症状の疾患群との関連度を細かく比較検討しながら候補疾患を検索し、詳細な疾患関連情報を閲覧することができます。RD-Finder Proの利用には初回ログイン時にユーザー登録が必要です。
本アプリケーションは、琉球大学名誉教授 成富研二博士(臨床遺伝学)が構築された遺伝性疾患綜合データベースUR-DBMSの情報を基盤として、AMED難治性疾患実用化研究事業「難病プラットフォーム」にて開発されました。
Our Solutions
難病研究支援
疾患レジストリ構築・運用の支援
難病研究者と企業のマッチング
産学連携研究開発のマネージメント
難病診断支援
臨床症状入力による難病診断支援
AI診断(診断推論)ツールの提供
(類縁症状検索、疾患検索&確信度計算、文献検索)
専門医問合せ、患者紹介
医師と協働して深層学習性能向上
画像を用いた深層学習による難病診断支援
AI診断(診断推論)ツールを用いた診断支援(筋疾患その他)
医師と協働して深層学習性能向上
ゲノム解析支援
次世代シークエンス技術を用いた全ゲノム解析
全ゲノムデータのアノテーションと解析可能なフォーマットでの返却
創薬支援
隠れた企業ニーズからの探索ターゲット選定
企業の既存薬剤・化合物のリポジショニング(既存薬再開発)
安価な開発候補品発見・医師主導治験への提供
Our Partners
難病プラットフォーム
Rare Disease Data Registry of Japan
AMED(国立研究開発法人日本医療研究開発機構)が所管する難治性疾患実用化研究事業および厚生労働省が所管する難治性疾患政策研究事業の両事業を対象とした横断的な情報統合基盤。
AIを活用した難病情報照会アプリケーションとして、患者および家族をはじめとした一般市民向けの「Rare Disease-Finder(以下 RD-Finder)」と、医師や研究者向けの「Rare Disease-Finder Pro(以下 RD-Finder Pro)」を共同開発
ジェノコンシェルジュ京都株式会社
GenoConcierge Kyoto, Inc.
ゲノム・オミックス・臨床情報のビックデータから病態解明に繋がる知見を導き出す情報解析基盤構築。京都大学が開発した最新技術を利用したHLA遺伝子のシークエンス・タイピングサービスに提供。人工知能技術を融合した前例のない高度なデータ解析。
Our Team
Management
松田 文彦 Fumihiko Matsuda
取締役 最高顧問 Founder and Director, Chief Advisor
1984年より京都大学医学研究科の本庶佑教授のもとでヒト抗体H鎖遺伝子座の構造の解明に一貫して取り組み、15年にわたる研究の結果、1998年に約1Mbの全領域の塩基配列を決定し、抗体の多様性の分子基盤の解明に成功した。
1998年より2007年までは、フランス国立ジェノタイピングセンターの部長として、複合遺伝性疾患の感受性遺伝子の探索に従事し、網羅的ゲノム解析によって肺がんの感受性遺伝子、高脂血症薬スタチン服用の重篤な副作用である横紋筋融解症の原因遺伝子の同定に成功した。
2003年4月から京都大学医学研究科教授を併任し、ヒト生物学研究のモデルケースとして、一万人の地域住民を対象としたゲノムコホート研究「ながはま0次コホート事業」を開始した。また2011年より厚生労働省/日本医療研究開発機構の難病の遺伝子解析拠点として、多くの多施設共同研究を推進している。さらに、2017年より国をあげた新たな難病対策の基盤となる難病プラットフォーム事業の研究代表者として難病レジストリの構築を推進している。
2016年11月からは、パスツール研究所と京都大学の国際共同研究ユニットの研究コーディネータを務めており、ウィルス感染症の生命情報統合解析をパスツール研究所と進めている。
京都大学教授 大学院医学研究科 京都大学 · マギル大学ゲノム医学国際連携専攻専攻長 附属ゲノム医学センター センター長。
山崎 寿郎 Hisao Yamasaki
代表取締役 Founder and CEO
1986年同志社大学法学部卒。米国Hitachi Global Storage Technologies知財ライセンス部長、日立製作所知的財産本部知財ビジネス本部長、RPX Corp副社長、RPXアジア株式会社代表取締役、大阪工業大学知的財産学部教授、知財支援機構株式会社代表取締役、Unified Patents Asia社長、京都大学産官学連携本部戦略企画室長、米国LOT Network副社長、ジェノコンシェルジュ京都株式会社代表取締役、米国Open Invention Networkライセンスディレクター、RADDAR-J for Society株式会社代表取締役等を歴任。知財支援機構その他計6社を立ち上げた経験をもち、2011年にはRPX Corpを設立後2年半でNASDAQ上場に導いた。経営管理、事業開発、マーケティング、M&A、ライセンスおよび知的財産に関する35年間の国際的な経験をもつ。
長﨑 正朗 Masao Nagasaki
取締役 最高技術責任者 CTO
平成10年 東京大学理学部情報科学科卒、平成12年 東京大学大学院理学系研究科情報科学専攻修士課程修了、平成16年 東京大学大学院理学系研究科情報科学専攻博士課程修了 博士(理学)、平成23年 東京大学医科学研究所ヒトゲノム解析センターゲノム機能解析分野 准教授、平成24年 東北大学東北メディカル・メガバンク ゲノム解析部門 バイオメディカル情報解析分野 教授、平成25年 インシリコ解析室 室長、平成28年 ゲノム情報解析室 室長、平成31年 京都大学 学際融合教育研究推進センター バイオメディカル情報解析分野(スーパーグローバルコース医学生命系ユニット)特定教授、令和5年 九州大学 生体防御医学研究所 高深度オミクスサイエンスセンター バイオメディカル情報解析分野 教授
兼任:
平成24年 東京大学大学院生命科学研究系 メディカルゲノム専攻 非常勤講師、平成24年 東京大学大学院情報理工学系 研究科コンピュータ科学専攻 非常勤講師、平成31年 東北大学東北メディカル・メガバンク機構 非常勤講師
所属学会:
日本バイオインフォマティクス学会、日本がん学会、日本病理学会、日本人類遺伝学会、日本産科婦人科学会
先崎 心智 Munenori Senzaki
最高戦略責任者 Chief Strategy Officer
北海道大学大学院理学研究科数学専攻修了。プライスウォーターハウス・クーパースでライフサイエンスコンサルタントを経験後、米国系製薬企業でデジタルマーケティングの立ち上げ、欧州系ITベンダーのライフサイエンス事業開発部長を経て、現在はIBMの理事・パートナーとして、病院向けのヘルスケアITサービス、製薬企業・医療機器メーカー向けのライフサイエンスコンサルティングサービス、産官学連携や銀行・保険・その他産業を横断したヘルスケアエコシステムサービスを統括。表情と音声による認知機能推定AIの開発と社会応用、データ&AIを活用したがん治療や難病診断支援の研究開発、バイオメディカル生成AI/基盤モデルの研究開発と実装支援、メタバースを活用した医療研究などを推進。順天堂大学大学院医学研究科 特任講師。東京医療保健大学 客員教授。一般社団法人保健医療福祉情報システム工業会 副会長。
Scientific Advisor
山野 嘉久 Yoshihisa Yamano
神経内科専門医、リウマチ内科専門医、総合内科専門医。ヒトT細胞白血病ウイルス(HTLV-1)による神経難病(HAM)の専門家。1993年鹿児島大学医学部卒業、1997年同大学大学院内科学修了(医学博士)。2000年から2003年にかけて米国NationalInstitute ofHealthに留学。HAM患者会(アトムの会)顧問、NPO法人「日本からHTLVウイルスをなくす会」顧問、NPO法人「はむるの会」理事、再発性多発軟骨炎(RP)患者会顧問として、患者と共に社会活動にも参加。政府HTLV-1特命チーム オブザーバー(平成22年度)厚生労働省HTLV-1対策推進協議会 構成員(平成23~24年度) 現在、聖マリアンナ医科大学 内科学 脳神経内科 教授、難病治療研究センター 病因・病態解析部門部門長、聖マリアンナ医科大学病院 ゲノム医療推進センター センター長、脳卒中センターセンター長。
鈴木 蘭美 Scientific Advisor
鈴木蘭美氏の現在の公務は、文部科学省のライフサイエンス委員会、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の革新的先端研究開発支援事業(CREST)プロテオスタシス領域、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)のACT-X「生命と化学」、自己評価委員会、並びに理化学研究所の戦略会議委員会等。また2018年の日本国際賞では、医学薬学分野の選考委員を務めた。Ludwig Institute for Cancer Researchから奨学金を授与され、University College Londonにて医学博士号を取得、Imperial College Londonでポストドクの研究を経て、ロンドンでベンチャーキャピタル事業に携わり、エーザイ株式会社のコーポレートビジネスデベロップメント担当執行役、その後ジョンソンエンドジョンソンの製薬部門であるヤンセンジャパンにおいてのビジネスデベロップメント本部長、メディカルアフェアーズ部門本部長、フェリング・ファーマ株式会社代表取締役 チーフエグゼクティブオフィサージャパンを経て、現在、モデルナ・ジャパン株式会社代表取締役社長。ライフワークにがんの完治と認知症の予防を掲げている。
鈴木 蘭美氏 【前編】医療革命! ゲノムが世界を変える(がん治療最前線)2020年5月14日(木)放送分 日経CNBC「GINZA CROSSING Talk」
鈴木 蘭美氏 【後編】医療革命! ゲノムが世界を変える(ゲノム医療がもたらすヘルスケアの未来像)2020年5月28日(木)放送分 日経CNBC「GINZA CROSSING Talk」
Access
RADDARーJ for Society株式会社
〒605-0801 京都府京都市東山区宮川筋6-366
電話:075-708-3545
メール:info@raddarj.com
京都大学医学研究科附属ゲノム医学センター共同研究ラボ
〒606-8397 京都市左京区聖護院川原町53
南部総合研究1号館5階
京都大学医学研究科附属ゲノム医学センター502号室
電話: 075-751-4158
Corporate Data
会社名: RADDAR-J for Society株式会社
フリガナ:レイダー ジェイ フォー ソサエティ
英文表示:RADDAR-J for Society Inc.
本店所在地: 〒605-0801 京都府京都市
電話: 075-708-3545
メール: info@raddarj.com
事業内容
1.医薬品の研究、開発、治験、製造、承認申請に関する事業
2.医薬品の処方及び市販後における調査事業
3.疾患及び健康に関する診断、検査、分析の受託並びに支援事業
4.疾患及び健康に関する調査、研究及び情報提供
5.医療機器の開発、製造、販売、輸出入、リース及び保守管理
6.前各号に附帯又は関連する各種商品及びソフトウェアの開発、販売、輸出
入、リース及び保守管理
設立: 令和 1年11月1日
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