宣言知財を利用したCOVID対策商品の事例
株式会社ワキプリントピアが「知的財産に関する新型コロナウイルス感染症対策⽀援宣⾔」で無償開放された⽇産⾃動⾞株式会社の知財を利用した「抗菌マスクケース」を発売
株式会社ワキプリントピアが、「知的財産に関する新型コロナウイルス感染症対策⽀援宣⾔」に基づき、日産自動車が無償で開放した知的財産を利⽤した抗菌マスクケースを発売しました。本商品は、防カビや防臭、⼤腸菌や⻩⾊ブドウ球菌など菌の繁殖を抑えることを⽬的として印刷物などに利⽤される「抗菌ニス加⼯技術」が施されています。また、⽇産⾃動⾞株式会社の「歴代GT-R」及び「 NISSANパイクカー」の意匠が利用されています。
株式会社ワキプリントピアは、本商品の売り上げの⼀部を新型コロナウイルスまん延集結に向け、国⽴研究開発法⼈国⽴国際医療研究センターへ寄付されます。
経緯(出所:ワキプリントピア)
株式会社ワキプリントピア は2017年に日本郵便株式会社を販路とした「スカイライン60周年記念オリジナルグッズコレクション」を日産自動社株式会社監修のもと企画。
その後、2019年には「GT-R・フェアレディZ誕生50周年記念イベント」を日産自動車グローバル本社近隣のそごう横浜店で展開するなど、日産自動車株式会社の知的資産を利用した商品開発・展開を行ってまいりました。
開発した商品としては、スカイラインGT-R(BNR32)のエンブレムが浮かび上がるしょうゆ皿をはじめ、SNSで話題になった「スカイラインGT-R(BNR32)のエンブレム型に焼き目がつくホットサンドメーカー」などユニークなアイテムに継続的に販売しております。
この度、コロナウィルス禍において熱中症対策の一環として、ソーシャルディスタンスが確保できる状況下ではマスクを外すことが推奨されている中、外したマスクの携行や予備のマスクの携行に役立つアイテムとして「抗菌ニス加工済みのマスクケース」を展開することに致しました。
商品デザインは、初代スカイライン2000GT-Rから現行のNISSAN GT-Rまでをデザインした「歴代GT-R」、かつて販売されていたパイクカー4種をポップにデザインした「NISSANパイクカー」の2種類を展開致します。
日本の自動車史において数々の偉業をなしとげたGT-Rと、今なお色褪せないデザインが魅力的なパイクカーで、コロナウィルス禍における新生活様式としてのマスク携行をご提案したいと思います。
キヤノンがマスクやフェイスシールド着用時の暑さ軽減するファン付きバイザーを開発
キヤノン株式会社が、マスクやフェイスシールド着用時の熱中症対策を目的としてファン付きバイザーを開発しました。開発されたファン付きバイザーは、頭部に装着する本体部分にファンを搭載しており、額から顔前面にかけて下向きの気流が発生することで、付属の透明シールド装着時やマスク併用時に感じる暑さを軽減することが期待できます。本体にはカメラやレンズに用いられるプラスチック素材を採用しています。今回キヤノンが開発したファン付きバイザーの知的財産権は、キヤノンが発起人として参画する「COVID対策支援宣言書」の対象となります。